「サンダーボルト」(1974)
イーストウッドはもちろん、ジェフ・ブリッジスが若い!
クリント・イーストウッド主演「ダーティーハリー2」で脚本を担当したマイケル・チミノが、はじめてメガホンをとった作品です。
サンダーボルトとは、イーストウッドの愛称。それだけにイーストウッド映画の印象が強いようですが、実は相棒を演じるジェフ・ブリッジスのほうが目立っていたりするんです。実際、ブリッジスはこの作品でアカデミー助演男優賞にノミネート。女装までして頑張ってましたね。
原題は「サンダーボルトとライトフット」。ライトフットがブリッジスの愛称なので、「明日に向かって撃て」のポール・ニューマン&ロバート・レッドフォードのように、2人が主役の作品なのです。
それにしても、ブリッジスが若い! イーストウッドはもちろんなのですが、いまになって観ると、スリムなブリッジスの若さが際立ちます。
内容は、西部劇のテイストを内包した犯罪アクション。西部劇っぽさはマカロニウエスタンで、アクションはダーティーハリーなどを意識しているのか。いずれもイーストウッドの分野だけに、一度で二度おいしい作りになっているようです。
さらに犯罪アクションといっても、適度なギャグやお色気もちりばめられています。突然出てくるクレイジーな運転手や、メッチャいい女の”メロディ”キャサリン・バックに釘付け。彼女、ちょっとだけの出演なのに、なぜかクレジットでは4番目に位置しているのです。
なかにはこの「サンダーボルト」をチミノの最高傑作としてる人もいるようで。たとえそのとおりだとしても、私の「ディアハンター」最高説が揺るぐことはありませんが。
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