「バニシング・ポイント」(1971)
アメリカの荒野を走っているように…
デンバーからサンフランシスコを15時間で走れるか。そんな賭けをした男が警察を振り払いながらひた走るというカーアクション。
アメリカの荒野ってなにもなくて、景色がほとんど変わらないことがよくあるそうです。何時間走っても、何十キロ進んでもおなじ景色。そんななかでの運転はとても辛いもの。
この映画もそれと似たような感覚を味わってしまいました。アメリカンニューシネマの代表作ともいわれる本作ですが、自分にはちょっと合わなかったかなと。回想シーンを入れたりして変化をつけることによりその男の素性が見えてくるのですが、ハッとさせてくれるには至りません。
途中、全裸のお姉ちゃんがバイクに乗ってる不思議なシーンがあります。ハッとしたのはそれくらいでしょうか。
また、男の行動に興味をもったDJが番組を通じて男をナビゲートするようになりますが、ありえないでしょ、こんなこと。かなり、引いてしまいましたね。
ラストシーンにつながる最初の10分は撮影に迫力があってとてもよかったんです。しかし、あとは風景の変わらない荒野をずっと走っているようで、まるで居眠り運転をしてしまいそうな感覚をおぼえてしまいました。危ないって!
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